【読書】『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』
よく思いついたものだ
もし○○が○○だったら、ということは、古今東西、誰でも考えたことがあるもの。
「もし織田信長が本能寺で殺されていなかったら」
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』」
しかし、文豪にカップ焼きそばの作り方を書かせるとは!
「明太子」 × 「スパゲティ」 = 「美味しい」
という話は聞いたことがある。
「文豪」 × 「カップ焼きそばの作り方」 = 「笑える」
こんなに面白くなるとは思わなかった。
カップ焼きそばの作り方をそのまま書いたら、たったの8ページにしかならないものを、1冊の本にまでふくらませるのか。
その発想力・創造力には、ただただ脱帽するばかり。
僕の知らない天才がいたのです。
- 「文豪」と「焼きそばの作り方」を組み合わせると、笑える。
- 湯切りだけでも、会話のネタが4つもある。
- 「かやく」がフタにつかない技を身につけられる。
- やはり、読書は大切。
湯切りだけで、会話のネタが4コある
完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
by村上春樹
だからなんだんだ、とか思ってはいけない。湯切りだけでもいろいろなエピソードが飛び出してくるものだ。
『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』を読んでほしい。何気ない普段の行動に会話のネタが潜んでいることを、この本は教えてくれるのだ。
湯切りひとつとっても、
- 若干お湯が残るので、ソースが薄まる。
- やけどに注意。
- 下手すると、麺がこぼれる。
- シンクがボコッという。
と、4つもネタがある。
そんなことを文豪に書かせると(笑)
日常会話のネタとして、全く危なげない話として、使えるのです。
又吉直樹の項は読んでほしい
これは書いてしまうとネタバレになるので詳しくは書きません。
(下の方に書きます)
そんな技があったのか!
誰が思い付いたのかわかりませんが、そんな技があるとは、この本を読むまで知りませんでした。
なんで今まで誰も教えてくれなかったんだよ!
いや、怒り狂っている場合ではない。僕はこの本を読んで、勉強して、知らない技を身につけたのだ。
これで無駄が一つ減ると同時に、会話のネタが増えたのだ。
きっと、この話をしたら、ヒーローになって、拍手してもらえるに違いない。
ただ単に笑えるだけの本ではなかったことが、ここで明らかにされたのです。
ということで、作ってみました
2018年のことだから、若干変わっているかもしれませんが、平にご容赦を。
今回使用したのは、「まるちゃん ごっつ盛り焼きそば」。
選択の理由は、売り出し中で108円(+消費税)だったから。
商品説明
これをまじまじと読んだことはなかった。
お湯の目安量は660ml。
湯切りのときに、「やけどに注意」って書いてあったのか。
ちなみに、1枚開けるとこんな感じ。懇切丁寧な説明が書いてあります。
湯切りについて
こんな形だったっけ?
だいぶ進化したものだ。
僕が子供のころはもっと雑な形だったような気がする。
これで、完璧な湯切りができる!
とか余計なことは考えてはいけない。
やけどしそうになったのは、ここだけの話にしておいてくれ(模写)。
やはり、完璧な湯切りは存在しない。
完成:「かやく」がフタにつかない!
カップ焼きそばの完成写真にインスタ映えを求めてはならない。
いや、ウデの問題か。。。。。
しかし、今回、最大のネタはこれだ。
どやっ!
「かやく」がフタについていないのだ!
今まで諦めてしまっていた、あいつらやこいつらがもったいない。
こんな小技があったとは。
ものすごく単純なことなので、ぜひとも又吉直樹の項は読んでほしい。
お昼休みのちょっとした小話のネタにはなるからだ。
やはり、読書は大切
本屋で立ち読みでもいいかもしれない。
けれど、通勤時間にスマホでゲームをしている暇があったら、この本を読んでほしい。
絶対、会話のネタになるから。
会話のバリエーション広げられるよ。
まとめ
- 「文豪」と「焼きそばの作り方」を組み合わせると、笑える。
- 湯切りだけでも、会話のネタが4つもある。
- 「かやく」がフタにつかない技を身につけられる。
- やはり、読書は大切。