【読書】『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』【差別、格差、分断について考える】
とはいえ、まるで社会の分断を写したような事件について聞かされるたび、差別や格差で複雑化したトリッキーな友人関係について相談されるたび、わたしは彼の悩みについて何の答えも持っていないことに気づかされるのだった。 差別。格差。そして、 ...
【読書】『人口減少社会の未来学』【クールで計量的な戦略を立てる】
「ずいぶん、いろんな角度から切り込んでくれたな」
というのが最大の感想。
ブログネタとして考えたら、数多くのエントリーを書けるという嬉しい面がある。
一方で「こういうことも勉強しなければいけないのか」という ...
【読書】『コロナ自粛の大罪』【「これからどうするか?」を考え続けよう】
「これだけパンデミックなウィルスなのに、コロナにかかった友だちいないな?」
ぼくに、友だちが少ないだけなのかもしれないので、周りに聞いてみた。
具体的に言ったら、電話帳などでつながりのある人でコロナにかかった人いる ...
【読書】『ナポレオン千一夜物語』
英雄は英雄として生まれるわけではない。
人間として生まれて、どうにかこうにかして、英雄になるのである。
「英雄ナポレオン」ではなく、「人間ナポレオン」を、藤本ひとみさんは書きたかったのであろう。
『皇帝 ...
【読書】『メンタルが強い人がやめた13の習慣』【心と頭が協力する戦略】
マンガだったんだけど、
「頭で分かっていても、なんとなく釈然としないことって、あるだろう?」
―――――やれやれ、という展開。
これ、日常生活でもよくある展開。私たちはロボットじゃなくて人間だから、合理的思 ...
【読書】『戦争の古代中国史』
古代中国では、戦闘用の馬車を「戦車」と呼ぶ。
三人乗りで、中央に馭者、右側に戈や矛を持つ戦士、左側に弓を持つ兵員が搭乗し、弓矢を持つ者が車の主人とされている。
馬車は、オリエントから中央アジアを経て ...
【再読】『戦略の不条理』【生存可能性を高めるには?】
「もう読んだ本だから」
と思って放置するのは、いけません。
読み返すものですなぁ。
初版が2009年10月だから、10年近く前に読んだと思われます。
その間に、自分自身が勉強し、学習し、成長した・ ...
【読書】『中華料理四千年』
中華料理がおいしいのは、世界中の美味しい食材を取り込んできたからだ―――――
―――――と思いこんでいた。
もちろん、そういう側面は大きい。
よく考えてみれば、中国は広い。
【読書】『ワーク・シフト』
いま起きつつある変化は、景気後退だけで説明がつくものではない ということで、5つの「変化の要因」を挙げ、3つの「ワークシフト」を提案しています。
未来を完璧に予想することは不可能ですが、何も考えていなかったら、どこに流される ...
【読書】『生きる職場』【働きやすい職場にはメリットしかない】
noteで武藤北斗さん(武藤北斗・パプアニューギニア海産)をフォローさせていただいていて、いつも記事を読まさせていただいています。
それが本書を手にした理由。・好きな日に働き、休みたい日に休む。連絡も一切いらない。