読書

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 いくら伝えようとしても伝わらない、という喩えに、カサンドラが使われる。

 共感性や応答性に欠けた夫と暮らす苦痛をわかってもらおうとしても、常識的な人ほどその苦しみがわからない。
 夫の共感性に問題があるため、妻に ...

読書

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 パプアニューギニアで発生した交通事故である。
 ミニバスの後方から飛び出したビリー少年が、マロという男の運転する車にはねられた、というものである。
 なお、マロは地元の会社に雇われていたドライバーである。
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読書

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 本書は、ストレスに対する思い込みを変え、上手に付き合う方法を提示している。
 なにより、ストレスとうまく付き合っていくために科学的な知識があったほうがいい。
 理由の一つは、人間の性質に関する研究は、自分自身や大切な ...

読書

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 本書は、伝統的社会と現代社会を比較考察し、そこから判明する叡智を、日常生活や政策に反映させようと試みている。

 ただし、いたずらに伝統的社会をユートピアと考えているわけではない。現代社会ではありえないような危険や不幸が含 ...

読書

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 本書で取り上げる「改革の不条理」は多方面にわたる。
 しかし、主語を変えたり、商品・製品・サービスを変えてたりしてみても、現在進行形で通用してしまう―――――「問題」が変わっていないのだ。
 それはなぜか?

読書

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考えることしかない

 仕事が大好きであったがゆえに有能になり、有能であったがゆえに職場から追放される。
 皮肉以外の何物でもないが、仕事がなくなってしまったがゆえに、考えることしかできなくなってしまった。
 マキアヴェッ ...

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自分の国は自分で守ろう・・・・・とした

 終身大統領になったソデリーニは、新税法案の理論的根拠作成をマキアヴェッリに命じる。
 新税を課さない限りフィレンツェ政府の財源は尽きていたからだ。
 だからといって新税が嫌われる ...

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マキアヴェッリが就職したカンチェレリアは、内閣の下にあって、種々の実務を行う機関である。英語だと、Chancelleryとなる。もしも、あの時代のフィレンツェの実情に近い訳語を選ぶとすれば、内閣官房と訳したほうが適当ではないかとさえ思 ...

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傭兵に頼って大失敗

華々しく戦闘を展開しておきながら、死者は落馬がもとで死んだ一人だけなどという、愉快な戦争が普通になってしまったのであった。ブルクハルトが、「芸術作品としての戦争」と名づけたものである。 「徴兵」制度に基づき、自前の軍 ...

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 一四九八年五月二十三日、サヴォナローラ処刑。この日から五日が過ぎた五月二十八日より、二十九歳のマキアヴェッリの、フィレンツェ共和国の一官僚としての生活がはじまるのである。

失職したマキアヴェッリの想いは?

 これからマキア ...