【読書】『わが友マキアヴェッリ』第二巻①【フィレンツェ孤立】

華々しく戦闘を展開しておきながら、死者は落馬がもとで死んだ一人だけなどという、愉快な戦争が普通になってしまったのであった。ブルクハルトが、「芸術作品としての戦争」と名づけたものである。 「徴兵」制度に基づき、自前の軍 ...
【読書】『わが友マキアヴェッリ』第一巻③

一四九八年五月二十三日、サヴォナローラ処刑。この日から五日が過ぎた五月二十八日より、二十九歳のマキアヴェッリの、フィレンツェ共和国の一官僚としての生活がはじまるのである。
失職したマキアヴェッリの想いは?これからマキア ...
【読書】『わが友マキアヴェッリ』第一巻②【サヴォナローラで大失敗】

ロレンツォ・イル・マニーフィコの死後、息子ピエロが後を継ぐ―――――
―――――のだが、ピエロは、父ロレンツォさえもやらなかったことを始めてしまった。
メディチ宮殿を政庁にしてしまったのだ。「自由」 ...
【読書】『わが友マキアヴェッリ』第一巻①【ロレンツォ・イル・マニーフィコ】

イタリアに三十近くあった小国は、ミラノ、ヴェネツィア、ローマ法王領、ナポリ、そしてフィレンツェの五大国並立時代を迎える。
ヴェネツィアは百年も前に個人の力量に左右されない体制をつくりあげたが、フィレンツェ ...
【足摺旅行】松尾漁港からの臼婆(うすばえ)【CAFE69さまに感謝です】

21年の10月緊急事態宣言明けに、足摺岬方面の旅行に出かけました。
中村駅でレンタカーを借りて、1日で周ろうという企画でした。
こういうご時勢なので、ワクチン接種済み、マスク着用、体調管理万全にしていたのは言 ...
【読書】『愛と欲望の三国志』【歴史とはおもしろいものなのです】

「ごめんなさい」
と思いながら読んでしまったのは、ぼくも『三国志』は好きだったのですが、そこまで勉強しなかったからだ。
というか、そこまでのめり込んだモノがなかったからである。
とはいえ、言い訳がましいので ...
【読書】『シロクマのことだけは考えるな!』【心理的トラップを回避せよ】

みんな、エビデンスに基づいた、「本物の学問」を欲しているんだなあ。難しくてもいいから、心理学には「普遍的真実」を期待しているんだなあ。率直にそう感じさせられます。 いつの日か、とことんカジュアルなテーマを用いながらも、「本物の心理学 ...
【読書】『名画で読み解く イギリス王家12の物語』その3【ハノーヴァー朝あらため・・・・・】

ヘンリー七世に始まるテューダー朝はエリザベス一世が子を為さず死去したために終焉する。
スコットランド王ジェイムズ六世がイングランド王ジェイムズ一世として即位して始まったスチュアート朝も、アン女王をもって終焉を迎える。
【読書】『名画で読み解く イギリス王家12の物語』その2【苦労人であることは同じなのだが】

テューダー朝二代目のヘンリー八世は、
「アン・ブーリンと再婚したい」
がためだけに、ローマ教皇からの自立と、イギリス国教会の設立にこぎつけた。
しかし、困ってしまうのは子どもたちである。
ヘンリー ...
【読書】『名画で読み解く イギリス王家 12の物語』その1【ヘンリー八世というジャイアニズム】

テューダー朝を立ち上げたヘンリー七世は8人の子をなし、男児2人を得る。
長男アーサーは15歳で、スペインのキャサリン・オブ・アラゴンと結婚するが、病弱だったため挙式の半年後に病死。
普通ならキャサリン ...