【戦略論】業態は陳腐化する

戦略論戦略論

 僕が愛用しているマンガ喫茶は、「快活CLUB」です。
 お世話になってます。
 疑問に思っていたのは、AOKIグループが運営するシェアリングスペース業態、だということ。
「スーツとマンガ喫茶って何の関係もないじゃん」
 そんな疑問に答えてくれた記事を発見。
 それどころか、戦略も教わったので、書き留めておきます。

最大の学び:業態は陳腐化する

 コロナ、希望退職と書いてしまうと、残念なニュースなのだが、

青山商事、AOKIの先発組は、長らく業界2強として君臨し続けてきた。この2強に共通しているのは、昔から「業態は陳腐化する」という認識を明確に持っていたことにある。ヤフーニュース(元記事削除)
 自分が陳腐化する、と考えられるだろうか?
 勉強して、練習して、レベルアップした結果、陳腐化するのは、大いに結構。
 しかし、社会が変化して陳腐化するということは、あまり考えたくないものだ。
 考えたくはないけれど、どうせ、社会は変化する。
 10年前の地図を見ながら運転することがないように、10年後も同じ地図を使い続けることはないだろう。
 それを、誰も教えてくれないのだから、自分で調べるしかない。
 そのためには、社会の変化を受け止めるしかない。
 いずれ陳腐化する
 このことを念頭においておけば、社会の変化を察知し、柔軟に受け入れることができるだろう。

業態転換の準備をする

 あまり知られていないかもしれないが、紳士服専門店大手は、環境変化への対応能力がかなり高い小売業である。ヤフーニュース(元記事削除)

 どんなことをやっていたかというと、AOKIホールディングスは、
・複合カフェ「快活CLUB」
・カラオケ店「コート・ダジュール」
・フィットネスクラブ「FiT24」
と、紳士服につなげようと思ったらつながるかもしれないけど、本業とつながらない事業を展開し、自分たちが「陳腐化した後にどうするか?」を準備していたのです。
 しぶとく生き延びるために。
 戦略を考えるにあたって、重要な教えです。
ただ、今回のコロナ禍に関していえば、分散した事業がどれも大きな影響を受ける部類だったため、グループ収益の下支えにはならなかったのは不運だった。ヤフーニュース(元記事削除)
 あらためて、コロナウィルスの脅威を知る。
 一見、なんの関係もなさそうな業態が、根こそぎやられてしまうことになろうとは。
 こんなウィルスが出てくるとは、だれも予想できなかったのだから、「不運」だとしか言いようがない。

嵐は来てしまったが、できることはある

 『メンタルが強い人がやめた13の習慣』の中に、

嵐を防ごうとするエネルギーをムダにするぐらいなら、嵐に備えてできることをしよう。
とある。
 僕の好きな言葉です。
 コロナ過の場合、備えることができず、来てしまったけれど、できることはある。
 コロナ禍でひどい目にあっている組織は多々あろうが、これからはアフターコロナに向けた布石について、各社が必死の生き残り策を発表することだろう。2月は多くの小売関連企業の決算月であるのだが、4月以降の決算説明で明らかになる新たな挑戦的施策に大いに期待したい。ヤフーニュース(元記事削除)
 と、中井彰人さんの締めくくり。ここには、愛を感じとれます。
 しぶとく生き残るために。環境変化に対応するために。
 企業の戦略を、一個人として、応用して、生き残り戦略に活用しよう。
 社会は変化する。だから、自分もいずれ陳腐化する。その時のために準備をしておこう。嵐に備えることはできるし、来てしまってもできることはある。

まとめ

・いずれ陳腐化する
・業態転換の準備をしておこう
・嵐が来ても、できることはある

戦略論戦略論

Posted by ひいらぎ