【読書】『人口減少の未来学』その6【緊縮財政は逆効果】
いまや経済はグローバルに進行しており、政治や社会というものはそれに合わせて変化するので、日本だけが特別、とか、英国だけが違う、とかいうことはないはずだ。だいたい同じようなことが起きているのではないか、または、何か考え方のヒントになるこ ...
【読書】『人口減少社会の未来学』その5【相互扶助関係の再構築】
長期的な人口減少は、経済的な現象ではなく、資本主義の発展段階に必然的に起きる社会変化だというのが、わたし(平川克美さん)の立論の骨子である。わたしは、『移行期的混乱』と『「移行期的混乱」以後』の中で、これらの考え方が、本末転倒したもの ...
【読書】『人口減少社会の未来学』その3【ムダな仕事を排除せよ】
生産量 = 生産性 × 労働投入量
「機械投入量(IT、AIを含む)は?」
という疑問はあるでしょうが、今回は機械を「生産性」の方に含めて議論を進めていきます。
かつての企業戦士なら「24時間働けますか」 ...
【読書】『人口減少社会の未来学』その2【キャリング・キャパシティ(環境収容力)から考える】
20年以上前のことだが、渋谷駅の朝の通勤ラッシュを見て、
「スーツを着た軍隊なのではないか?」
と、人の群れに恐れをなしたものだ。
そして、次に思ったのは、
「あんなの、毎日耐えられるのか?」 ...
【読書】『人口減少社会の未来学』【クールで計量的な戦略を立てる】
「ずいぶん、いろんな角度から切り込んでくれたな」
というのが最大の感想。
ブログネタとして考えたら、数多くのエントリーを書けるという嬉しい面がある。
一方で「こういうことも勉強しなければいけないのか」という ...