【読書】『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』
シチリア王国と神聖ローマ帝国を回復
フリードリッヒは、神聖ローマ帝国皇帝ハインリッヒと、シチリア王国唯一の相続人コンスタンツァの子どもとして生まれる。しかし、三歳で父を亡くし、四歳で母を亡くして孤児になってしまう。
四歳から ...
【読書】『十字軍物語 第四巻』【現実主義者が誤りを犯すのは?】
第四巻を、まとめると、
第六次十字軍(1228~1229)
神聖ローマ皇帝フリードリッヒが率い、一戦も交えずして、イェルサレム奪還。
第七次十字軍(1248~1254)
フランス王ルイ九世が率い、 ...
【読書】『十字軍物語』第三巻【「兵とは国の大事」ですよね?】
『十字軍物語』第三巻は、第三次十字軍から第五次十字軍までを扱う。
第一次十字軍は「そんな理由で始まったのか!」
第二次十字軍が「しょぼい」結果に終わる。
そして、第三次から第五次をつなげて考えると、 ...
【読書】十字軍物語 第二巻
第一次十字軍終了後からサラディンによるイェルサレム奪還までが第二巻。
神が、聖地を奪還してくれたわけでも、守ってくれるわけでもないので、自分たちで守るしかない。
第二次十字軍がどうだったか?
その間、十 ...
【読書】『十字軍物語』第一巻【乱れている国同士が戦うとどうなるか?】
乱れている国が治まった国を攻めると滅びる(中略)『韓非子』 金谷治訳注 岩波文庫「乱れている国」 VS 「治まった国」
という戦いなら、「治まった国」が勝つ。
じゃあ、
「乱れている国」 VS 「乱れている国 ...