【君主論】援軍について【自分の国は自分で守る】
『君主論』第一二章の指摘は、傭兵隊が役に立たないばかりか有害である、と。
第一三章では、外国からの援軍に対する反対論。
まとめると、傭兵も援軍も役に立たないどころか有害なのだから、
「自分の国は自分で守り ...
【君主論】傭兵隊に対する批判。そして反省。【証拠を挙げて検証】
傭兵隊に対する批判
それというのも傭兵は相互に反目し合い、野心的で、軍律を欠き、忠誠心を持たず、その上味方の前では勇敢であるが敵に対しては臆病で、神をも畏れず、人間間の信義を守らないからである。したがって外からの攻撃を受けない場合だけは ...