【読書】『小説 イタリア・ルネサンス1ーヴェネツィアー』【武器を交わさない戦い】
ルネッサンス期のイタリア、ヴェネツィア。
主人公マルコ・ダンドロは元老院議員。
10年ぶりに再会する親友、アルヴィーゼ・グリッティは、なぜか「恥じいる乞食」に身をやつしている。
アルヴィーゼは、私生児と ...
【読書】『十字軍物語』第三巻【「兵とは国の大事」ですよね?】
『十字軍物語』第三巻は、第三次十字軍から第五次十字軍までを扱う。
第一次十字軍は「そんな理由で始まったのか!」
第二次十字軍が「しょぼい」結果に終わる。
そして、第三次から第五次をつなげて考えると、 ...
【読書】十字軍物語 第二巻
第一次十字軍終了後からサラディンによるイェルサレム奪還までが第二巻。
神が、聖地を奪還してくれたわけでも、守ってくれるわけでもないので、自分たちで守るしかない。
第二次十字軍がどうだったか?
その間、十 ...
【読書】『十字軍物語』第一巻【乱れている国同士が戦うとどうなるか?】
乱れている国が治まった国を攻めると滅びる(中略)『韓非子』 金谷治訳注 岩波文庫「乱れている国」 VS 「治まった国」
という戦いなら、「治まった国」が勝つ。
じゃあ、
「乱れている国」 VS 「乱れている国 ...