【読書】『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以後[中]』12

「よせばいいのに」と思うのだが、懲りないことでは父王ミトリダテス譲りであったのか、ポントス王ファルナケスは他国に侵攻を開始する。
ギリシアでポンペイウスとカエサルが戦っている隙をつく。大義名分は、父王の領土再復。 ...
【読書】『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以後[上]』11

何ものにもまして私が自分自身に課しているのは、自分の考えに忠実に生きることである。だからほかの人々も、そうあって当然と思っている。人間は、自分が見たいと欲する現実しか見ない。
伝家の宝刀を抜いた後元老院派首都ローマに軍隊 ...
【読書】『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以前[下]』10

クラッススは焦っていた。
ローマ最大の富裕者ではあったが、ポンペイウスやカエサルのような戦功を挙げていたわけでもない。
それに、担当する属州シリアは、高度な文明と豊かさを誇っていた。
なん ...
【読書】『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以前[中]』09

前61年から前60年まで、カエサルは「遠スペイン州」の属州総督 ...
【読書】『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以前[上]』08

イタリアの普通高校で使われている、歴史の教科書
「指導者に求められる資質は、次の五つである。
知性。説得力。肉体上の耐久力。自己制御の能力。持続する意志。
カエサルだけが、このすべてを持っていた」ユリウス・カエ ...
【読書】『ローマ人の物語 勝者の混迷[下]』07

ポントス王ミトリダテスは、地中海世界の覇者ローマに、挑戦状を叩きつける。
ビティニアの後継者争いに介入して自派の者を王位につける。カッパドキアの王位にも自分の息子の一人を就ける。
追放されたビティニアとカッパドキ ...
【読書】『ローマ人の物語 勝者の混迷[上]』06

前137年、ティベリウス・グラックスはスペイン遠征軍の会計検査官として派遣される。
通り道のトスカナ地方の農民が、エトルリア人ではなく、外国からの奴隷に占められていた。
スペイン派遣のローマ軍も、反乱を起こしたス ...
【読書】『ローマ人の物語 ハンニバル戦記[下]』05

スペインを制覇したスキピオには、ローマで凱旋式を挙げる資格があったが、挙行しなかった。
元老院への提言があったからだ。
そもそも、スペイン戦役の最高司令官になることすら、資格年齢を満たしていなかった。凱旋式を挙げ ...
【読書】『ローマ人の物語 ハンニバル戦記[中]』04【ハンニバル戦争】

紀元前219年、ハンニバルはサグントを攻撃する。
サグントはギリシア人の入植者が建設した都市である。サグントはローマと同盟関係にある。もちろん、ローマに援けを求める。
第一次ポエニ戦役で、エブロ川以北にカルタゴは ...
【読書】『ローマ人の物語 ハンニバル戦記[上]』03【運命共同体】

「カバーの金貨について」にこう書いてある。混じり気なしの黄金であることといい、鋳造技術の水準の高さといい、紀元前三世紀に入った当時の地中海世界の大国は、まぎれもなくカルタゴであったのだ。一方のローマは、ようやく自前の通貨を鋳造できる ...