【読書】『昨日までの世界』[下]⑩【塩分とりすぎ、カロリーオーバー、そして個人差】
ニューギニア人の体形は、贅肉がなく、筋肉質で、太っている人どころか小太りの人もいない。
医学的にも健康で、糖尿病、高血圧、脳卒中、心臓発作、循環器疾患、癌といった、今日の先進国でみられる死因の大方である非感染性疾患は、都市 ...
【読書】『昨日までの世界』[下]⑨【多くの言語を話す】
言語は、九日にひとつというものすごい速さで地上から姿を消しつつある。
絶滅危惧種の動植物の現況を記録に残すのが時間との闘いであることと、同様のことが言語のあいだでも起きている。
しかし、言語が急速に消滅しつつある ...
【高知旅行】手結港可動橋
アイキャッチ画像だけで何も説明いらないのではないかと思われますが、今回は「手結港可動橋」のご紹介です。
アクセス 最寄り駅は、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線「夜須駅」です。
夜須駅からレンタサイクル
【読書】『昨日までの世界』[下]⑧【宗教の役割】
「それって本当に宗教?」
と疑問に抱く事件やニュースは枚挙にいとまがないが、現代社会のみならず、過去の歴史を鑑みても同様である。
宗教は信者に、大なり小なり、時間と資源の投下を求める。経済学の言葉を使えば、機会費用を ...
【読書】『昨日までの世界』[下]⑦【危険とリスク対策】
クン族のコマという男とは、自分の狩りの獲物に群がるライオンやハイエナたちを平気で追い払える男でもある。しかし、車が走る道路を横断する際には恐怖に震える。
ニューギニアのザビーネは、野生の豚やワニを目にしたときでも、身の危険 ...
【旅行】上賀茂神社【散策スポットなのです】
所要につき大阪へ。
と、その前に京都に立ち寄るのがいつもの旅程。
『上賀茂神社』に行った記憶がなかったので、立ち寄りました。
あいにくの曇り空。
それに季節もズレていたので、映える写真が撮れな ...
【グルメ】ラーメン23年03月
川崎駅直結のアトレ地下1階。ラーメンシンフォニー。
雨が降っても濡れることなく行けるので安心。
あごだしラーメン。
とんこつラーメンばかりだったので、あごだしをチョイス。
【読書】『「知的野蛮人」になるための本棚』【「順応の気構え」ではなく「自分の頭で考える」】
「ずいぶんいろんな本を読んでいるな」
が最大の感想。
政治、経済、歴史、哲学から、ビール、ソバにいたって、恋愛、不倫、フーゾクにまで行くとは思わなかった。
ドイツの社会主義者ユルゲン・ハバーマスが唱える ...
【読書】『昨日までの世界』[下]⑥【建設的なパラノイア(被害妄想)】
ジャレド・ダイヤモンドさんがニューギニアの密林でフィールドワークをしていた時の話だ。
ニューギニア人たちは、枯れた巨木の下で寝て、一晩過ごすことを極度に怖れていた。
巨木が倒れてきて自分たちが ...
【読書】『昨日までの世界』[上]⑤【高齢者への対応】
社会が高齢者をどのように処遇しているか?
子育て同様、高齢者の処遇は、現代社会においてもバリエーションがある。
しかし、伝統的社会のあいだにみられるバリエーションは、現代社会よりもはるかに幅が広く多岐にわたる。 ...